江戸藩邸物語 : 戦場から街角へ

書誌事項

江戸藩邸物語 : 戦場から街角へ

氏家幹人著

(中公新書, 883)

中央公論社, 1988.6

タイトル読み

エド ハンテイ モノガタリ : センジョウ カラ マチカド エ

大学図書館所蔵 件 / 247

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

戦乱騒擾の終焉とともに泰平の世を迎えた江戸時代、武士社会には新しい秩序と作法の整備を求める改革の波が押し寄せた。ことに、なにかと幕府の干渉を受ける江戸藩邸では、いらぬ争いや摩擦を避けるために、遅刻・欠勤の規約、水撒きの作法など、瑣末なまでの約束事が定められた。しかし、時代は変わっても武士は武士、体面もあれば意地もある。場所を戦場から江戸の街角に移して起こる悲喜劇に、変革期に揺れ動く武士の姿をみる。

目次

  • 武士としては
  • 〈職場〉の作法
  • 路上の平和
  • 駆け込む者たち
  • 火事と生類をめぐる政治
  • 小姓と草履取り
  • 死の領域
  • 見いだされた老い

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ