加群十話 : 代数学入門
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加群十話 : 代数学入門
(すうがくぶっくす / 森毅, 斎藤正彦, 野崎昭弘編, 3)
朝倉書店, 1988.10
- タイトル読み
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カグン ジュウワ : ダイスウガク ニュウモン
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注記
参考書: p178-180
索引: p183-186
内容説明・目次
内容説明
一般に、足し算や、掛け算などの演算を備えた体系を代数系といい、なかでも、群や環とよばれるものが重要である。特に、環の研究が大切であって、通常、数学で代数的手法と言われているものは大抵この形態をとる。それぞれの分野に従って、いろいろな環があり、それぞれ独自の方法が編み出されている。この本は、そのような研究方法の切れ端でも紹介してみようか、というつもりで書いたものである。対象とする読者は、数学に興味をもつ高校生や初年級の大学生、あるいは、代数学を勉強したいが、本格的な教科書を開いても講義を聴いても、いま一つポイントがつかめずに今困っている方々である。
目次
- 1 加群と剰余
- 2 環づくし
- 3 行列の標準形
- 4 行列を楽しむ
- 5 加群ではない群の話
- 6 群を表現する
- 7 有限群の表現についてもう少し
- 8 ヤング図形と対称群の表現
- 9 微分方程式も加群と思う
- 10 常微分方程式の特異点
「BOOKデータベース」 より