テクノヘゲモニー : 国は技術で興り、滅びる
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テクノヘゲモニー : 国は技術で興り、滅びる
(中公新書, 914)
中央公論社, 1989.3
- タイトル読み
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テクノヘゲモニー : クニ ワ ギジュツ デ オコリ ホロビル
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注記
参考文献:p258-262
内容説明・目次
内容説明
ビデオ・半導体の世界的シェアの独占から、日本の技術覇権を云々する説は多いが、はたして本当か。東芝ココム事件のような国家安全保障と結びつく国家技術摩擦は、どんな世界秩序の枠組で捉えたらよいのか。一昔前の武力・領土的発想や、最近の通商国家論の如き経済視点ではなく、本書は「国家は技術によってヘゲモニーをかち取り、技術によって失う」という観点から大国の興亡を読み直し、日本の今後の進むべき方向を示唆する。
目次
- 序章 170年前のココム事件
- 第1部 パックス・ブリタニカ(帝国への助走;産業革命の必然と偶然;気がついてみたらヘゲモン)
- 第2部 技術のゲオポリティーク(分断国家ドイツの原点;技術覇権主義の台頭)
- 第3部 アメリカ・バイ・デザイン(アメリカはどういう国か;アメリカン・システム)
- 第4部 日米摩擦の構図(矢は折れたか;鬼っ子日本と日米摩擦)
「BOOKデータベース」 より