ロシア革命下ペトログラードの市民生活
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書誌事項
ロシア革命下ペトログラードの市民生活
(中公新書, 946)
中央公論社, 1989.11
- タイトル読み
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ロシア カクメイカ ペトログラード ノ シミン セイカツ
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内容説明・目次
内容説明
二月革命によるツァーリズムの終焉は、ロシアの社会秩序を急激に崩壊させた。政治上層部の暗闘をよそに、市民生活の安寧に影響の深かった旧警察権力は瓦解し、様々な犯罪、社会病理が噴出する。本書は、1917年3月から18年5月に至るペトログラードの市民生活を、「低俗新聞」の社会面に載った記事によって再現する、初めての試みである。政治によって社会が動かされ、社会が政治に影響していく歴史の全体像が活写される。
目次
- 第1章 二月革命の余波—社会秩序の亀裂(3月〜4月)
- 第2章 不安な春—亀裂の拡大(5月〜6月)
- 第3章 革命の暑い夏—犯罪の蔓延(7月〜8月)
- 第4章 革命前夜—社会秩序の崩壊(9月〜10月革命まで)
- 第5章 鉄の拳—ボリシェヴィキ政権の秩序回復
- 終章 ペトログラードにおける革命と犯罪
「BOOKデータベース」 より