書誌事項

啓蒙の弁証法 : 哲学的断想

マックス・ホルクハイマー, テオドール・W・アドルノ著 ; 徳永恂訳

(Selection 21)

岩波書店, 1990.2

タイトル別名

Dialektik der Aufklärung : philosophische Fragmente

タイトル読み

ケイモウ ノ ベンショウホウ : テツガクテキ ダンソウ

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注記

原著初版(Amsterdam : Querido Verlag, 1947)の翻訳

内容説明・目次

内容説明

啓蒙によって文明を獲得し、野蛮を克服してきたはずの人類は、しかし、啓蒙によって新しい野蛮状態へと落ちこんでいく。この啓蒙の自己崩壊を仮借なく批判できるのは、理性の自己批判能力以外にない。理性の否定と理性によるユートピアとを微妙に交錯させながら近代を考えぬいたこの20世紀の古典は、人類史を貫く文明化の過程に垂直にくさびを打ちこんでいる。

目次

  • 啓蒙の概念
  • 補論(オデュッセウスあるいは神話と啓蒙;ジュリエットあるいは啓蒙と道徳)
  • 文化産業—大衆欺瞞としての啓蒙
  • 反ユダヤ主義の諸要素—啓蒙の限界
  • 手記と草案

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN04398050
  • ISBN
    • 4000040545
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xix, 422p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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