物語られる時間
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書誌事項
物語られる時間
(時間と物語 / ポール・リクール著 ; 久米博訳, 3)
新曜社, 1990.3
- タイトル別名
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Temps et récit
- タイトル読み
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モノガタラレル ジカン
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注記
参考文献: p508-527
人名索引: p528-532
事項索引: p533-542
内容説明・目次
内容説明
本書は、現象学によってつきつめられた時間性のアポリアを、フィクションと歴史という2大物語の交叉によって得られた物語の詩学によってのりこえようとする。ハイデガー的な時間の独白性から物語的対話性に至る道である。
目次
- 第1篇 時間性のアポリア論(魂の時間と世界の時間—アウグスティヌスとアリストテレスの論争;直観的時間か不可視の時間か—フッサール対カント;時間性、歴史性、時間内部性—ハイデガーと〈通俗的〉時間概念)
- 第2篇 物語の誌学—歴史・フィクション・時間(生きられる時間と普遍的時間のあいだ—歴史的時間;フィクションと、時間についての想像的変化;歴史的過去の実存性;テクストの世界と読者の世界;歴史とフィクションの交叉;ヘーゲルを断念する;歴史意識の解釈学へむけて)
「BOOKデータベース」 より