敗者の維新史 : 会津藩士荒川勝茂の日記
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敗者の維新史 : 会津藩士荒川勝茂の日記
(中公新書, 967)
中央公論社, 1990.4
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ハイシャ ノ イシンシ : アイズ ハンシ アラカワ カツシゲ ノ ニッキ
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Library & Science Information Center, Osaka Prefecture University
NDC8:081.6||114||96710009163836
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Description and Table of Contents
Description
朝敵とされた会津の人々の上に、戦火の嵐は否応なく襲いかかった。その中で、荒川勝茂は勇猛を誇る佐川官兵衛隊にあって血槍を振るい、戦争の惨劇を身をもって体験した。戦後は新潟での謹慎、さらには慈しむ家族とともに、下北の苛酷な暮しを強いられる。迎えた新生日本も、勝茂一家を窮乏と苦悩から解き放つことはなかった。しかし、勝茂は会津武士の矜持を捨てず、試練に耐えた。彼は履歴書に記す。“罰かつて受けし事なし”と。
Table of Contents
- 1 京都守護職
- 2 戊辰戦争
- 3 血の海
- 4 無念の白旗
- 5 越後高田での謹慎
- 6 会津藩再興
- 7 苦闘する斗南藩
- 8 故郷での再起
- 9 怒りと悲しみ
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