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個体の生涯

岡田節人編

(岩波講座分子生物科学 / 岡田節人 [ほか] 編, 8-9)

岩波書店, 1990.9-1990.11

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タイトル読み

コタイ ノ ショウガイ

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内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784000104081

内容説明

わたしたちが普通に目にすることのできる生物の生涯の始まりはただ一つの細胞である。一つの細胞から、やがて異なる種類の細胞を生じ、その生物種固有の形をつくり、それぞれの生涯を送る。ごく最近、生物個体の生涯の多様性の底に、種を越えて共通な“発生機能”を司る遺伝子や分子が見出され、発生現象の普遍的な像を提出できるかもしれないという希望がでてきた。本巻では、個体の生涯の研究が古典的な姿を脱していかに分子レベルの研究に変貌しつつあるか、現状をわかりやすく紹介する。

目次

  • 1 発生研究むかしといま
  • 2 生殖細胞
  • 3 初期発生
  • 4 発生における細胞系譜
  • 5 形態構築の分子的背景
巻冊次

2 ISBN 9784000104098

内容説明

生物個体の形づくりのプログラムについての研究は、ショウジョウバエを実験材料にして驚異的な進歩をとげた。頭が2つできてしまう変異体や体節が別の体節になってしまう変異体などの解析から、形づくりを支配している遺伝子とそのプログラムが明らかになってきた。同様の研究は植物についても始められている。今日の研究の到達点を簡潔に解説し、「個体の生涯」の最後として、老化についても考察する。

目次

  • 形態形成の遺伝子支配(動物;植物)
  • 遺伝子からみた細胞分化
  • 細胞の全能性と柔軟性
  • 組織の成り立ち,体の構築
  • 老化の生物学

「BOOKデータベース」 より

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