殿様と鼠小僧 : 老侯・松浦静山の世界

書誌事項

殿様と鼠小僧 : 老侯・松浦静山の世界

氏家幹人著

(中公新書, 1004)

中央公論社, 1991.1

タイトル読み

トノサマ ト ネズミ コゾウ : ロウコウ マツウラ セイザン ノ セカイ

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内容説明・目次

内容説明

将軍膝下の江戸城にあって幕政参加の野心を抱いていた松浦清は、猟官運動までした甲斐も空しく、夢果すことなく47歳の若さで隠居。それより82歳で没するまで、本所平戸藩下屋敷で、静山を号し、悠悠自適の余生を送った。この隠居暮らしのなか、幼馴染の林述斎の勧めで、静山はその博識と、大名から出入り職人にいたる多彩な情報源をもとに、膨大な随筆『甲子夜話』を執筆、江戸の実相を生き生きと書き留め、今日に伝えた。

目次

  • 大名暮らし
  • 殿様が大名を辞めるとき
  • 老侯の時代
  • 本所下屋敷の人々
  • 隠居同士
  • 不思議降る町
  • 殿様と鼠小僧
  • 家族の肖像

「BOOKデータベース」 より

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