秀吉の経済感覚 : 経済を武器とした天下人

書誌事項

秀吉の経済感覚 : 経済を武器とした天下人

脇田修著

(中公新書, 1015)

中央公論社, 1991.3

タイトル別名

豊臣秀吉の経済感覚

タイトル読み

ヒデヨシ ノ ケイザイ カンカク : ケイザイ オ ブキ ト シタ テンカビト

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内容説明・目次

内容説明

一介の足軽から身を起こした秀吉は、非運の最期を遂げた主君・織田信長の後を襲い、位人臣を極めて天下人の地位を我がものとした。この史上稀にみる成功の秘密は、恐ろしいばかりに経済の仕組みを熟知し、これを実行する才覚に恵まれていたからに他ならない。商品経済の本質を巧みに活用して、大名統制・検地・貿易などにより実権を掌握し、近世社会の産婆役を果たした“算勘にしわき男”秀吉の軌跡をたどり、その現代性を考える。

目次

  • 秀吉の登場
  • 戦争の経済学
  • 米と金銀—豊臣政権の財政基盤
  • 太閤検地
  • 天下の土地
  • 主従制の計量化
  • 戸口調査と人の動き—労働の組織化
  • 流通革命
  • 豪商の世紀
  • 都市の建設と計画
  • 国際感覚

「BOOKデータベース」 より

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