書誌事項

石油の世紀 : 支配者たちの興亡

ダニエル・ヤーギン著 ; 日高義樹, 持田直武共訳

日本放送出版協会, 1991.4

タイトル別名

The prize : the epic quest for oil, money and power

タイトル読み

セキユ ノ セイキ : シハイシャ タチ ノ コウボウ

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注記

年表: 下巻p608-613

参考文献: 下巻巻末p63-88

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784140051689

内容説明

19世紀後半、アメリカで興った石油産業は、またたく間に巨大化し、20世紀の人間の生活全般を覆いつくし、変化させた。ロックフェラーからヒトラーまで、企業家も独裁者も、金と権力を求めて石油獲得のために生命を賭けた。石油支配という褒美を求めて闘う男たちのドラマ。全米ベストセラー第1位の話題作。

目次

  • 第1部 創業者たち(石油に憑かれた男たち;ロックフェラーとアメリカの石油の登場;生命を賭けた通商競争;20世紀の幕開け;仕留められた龍;石油戦争—ロイヤル・ダッチの興隆と帝国ロシアの衰亡;ペルシャの“享楽”;運命の突進)
  • 第2部 世界的紛争の時代(勝利の血—第1次世界大戦;中東への道—トルコ石油会社;ガソリンの時代;“新たな油田をめぐる闘い”;氾濫;“味方”—すなわち敵;アラブの石油利権—フランク・ホームズの創った世界)
  • 第3部 戦争と戦略(日本・戦争への道;ドイツ・戦争の定理;日本のアキレス腱;連合国の戦い)
  • 第4部 炭化水素の時代(中東石油、世界の重心を動かす;戦後の石油秩序)
巻冊次

下 ISBN 9784140051696

内容説明

第2次世界大戦後、石油をめぐる主舞台は中東に移った。民族主義の台頭による石油国有化、数次にわたる石油ショックは、石油まみれの現代文明を根底から揺るがせた。われわれはついに、石油の軛から逃れられないのか。激動する中東の石油地帯・石油まみれの現代文明。戦争の裏側にはいつも石油があった。

目次

  • 第4部 炭化水素の時代(産油国の反乱、利益折半の要求;イランの石油闘争;スエズ危機;巨象;OPECと生産調整;炭化水素人間)
  • 第5部 世界を支配するもの(産油国の挑戦;武器としての石油;“生命を賭けた買いあさり”;OPECの絶対主権;危機への順応;第2の衝撃—大混乱;「アメリカ大使館占拠さる」;石油は戦略商品か、単なる商品か?;発汗療法—「それはどこまで下がるか?」)

「BOOKデータベース」 より

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