漂流民とロシア : 北の黒船に揺れた幕末日本

書誌事項

漂流民とロシア : 北の黒船に揺れた幕末日本

木崎良平著

(中公新書, 1028)

中央公論社, 1991.6

タイトル読み

ヒョウリュウミン ト ロシア : キタ ノ クロフネ ニ ユレタ バクマツ ニホン

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内容説明・目次

内容説明

女帝エカテリーナの命により特使ラクスマンに伴われて大黒屋光太夫が帰還した。ロシア漂流・抑留民として初めての生還であった。これよりロシアによる通商交渉は頻繁になり、北の黒船の出没に対する幕府の北方警護と、これに因む蝦夷地の領土化が急速に推し進められた。本書は、多くの漂流・抑留民の事蹟と、その送還を契機に、日本との通商関係樹立を画策するロシアの行動をとおして、江戸の時代における日露交渉の実態をさぐる。

目次

  • 第1章 ロシアと日本の接触の初め
  • 第2章 ロシア人の日本への接近
  • 第3章 日露最初の会談
  • 第4章 日露交渉の破綻
  • 第5章 日露関係の緊張
  • 第6章 日露関係の鎮静化
  • 第7章 日本開国への道
  • 第8章 日本の開国と日露国境の画定

「BOOKデータベース」 より

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