書誌事項

クジャクの雄はなぜ美しい?

長谷川真理子 [著]

(科学選書, 13)

紀伊國屋書店, 1992.1

タイトル読み

クジャク ノ オス ワ ナゼ ウツクシイ

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注記

参考文献: p191-196

内容説明・目次

内容説明

美しい羽を目いっぱい広げるクジャク。きれいな色の羽をもち、美声を奏でる小鳥たち。歌舞伎役者のくまどりのような顔をしたヒヒ。ライオンのたてがみやシカの角…。このように美しく派手な特徴をもつのは一般に雄で、雌は地味で目立たない。いったいこれはなぜなのか?そして、人間ではなぜこの雌雄の関係が逆転しているのか?進化論者ダーウィンやウォレスをはじめ、永年にわたって多くの人々を悩ませてきた謎に、本書は、明快な解答を与える。

目次

  • 序章 派手な雄と目立たない雌
  • 第1章 ダーウィンの自然淘汰と性淘汰
  • 第2章 なぜ雄が闘い、雌が選ぶのか
  • 第3章 賢い選り好み
  • 第4章 理由のよくわからない「選り好み」
  • 第5章 雌の選り好みはなぜ進化したか
  • 第6章 付和雷同する雌—選り好みのまねし合い
  • 第7章 雌雄の役割の逆転—雄による選り好み、および人間について
  • 第8章 性淘汰の理論をめぐる論争

「BOOKデータベース」 より

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