忠誠と反逆 : 転形期日本の精神史的位相

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忠誠と反逆 : 転形期日本の精神史的位相

丸山眞男著

筑摩書房, 1992.6

タイトル読み

チュウセイ ト ハンギャク : テンケイキ ニホン ノ セイシンシテキ イソウ

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注記

著者が1949-1977年に執筆した日本思想史の論稿8編を収録

初出: p389-390

内容説明・目次

内容説明

開国と国家建設をめぐる激動の時期に、自我と自我を超えた歴史的現実との対立・相剋を描いた「忠誠と反逆」をはじめ、これまで入手困難であった、幕末から明治初期を扱う思想史の諸論稿を集成。近世を対象にした『日本政治思想史研究』に続く、幕末・維新の思想史。「歴史意識の『古層』」ほか、を付す。

目次

  • 忠誠と反逆
  • 幕末における視座の変革—佐久間象山の場合
  • 開国
  • 近代日本思想史における国家理性の問題
  • 日本思想史における問答体の系譜—中江兆民『三酔人経論問答』の位置づけ
  • 福沢・岡倉・内村—西欧化と知識人
  • 歴史意識の「古層」
  • 思想史の考え方について—類型・範囲・対象

「BOOKデータベース」 より

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