書誌事項

帝国統治の構造

(岩波講座近代日本と植民地 / 大江志乃夫 [ほか] 編, 2)

岩波書店, 1992.12

タイトル別名

Japan, the western powers, and the semi-colonization of China

タイトル読み

テイコク トウチ ノ コウゾウ

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注記

文献: 各章末

内容: まえがき(若林正丈), I: 植民地戦争と軍事体制(1「植民地戦争と総督府の成立」-3「日本/西欧列強/中国の半植民地化」), II: 総督の統治と植民地(4「一九二三年東宮台湾行啓と「内地延長主義」」-6「台湾と南洋」), III: 侵略戦争と占領地(7「満州国国家体制と日本の国内政治」-9「東南アジアの民衆動員」), 執筆者紹介

月報あり(2005.5 第4刷)

収録内容

  • 植民地戦争と総督府の成立 / 大江志乃夫 [執筆]
  • 台湾総督府の「理蕃」体制と霧社事件 / 近藤正己 [執筆]
  • 日本/西欧列強/中国の半植民地化 / ピーター・ドウス [執筆] ; 浜口裕子訳
  • 一九二三年東宮台湾行啓と「内地延長主義」 / 若林正丈 [執筆]
  • 朝鮮総督府の文化政治 / 糟谷憲一 [執筆]
  • 台湾と南洋 : 「南進」問題との関連で / 後藤乾一 [執筆]
  • 満州国国家体制と日本の国内政治 / 三谷太一郎 [執筆]
  • 中国占領地の軍事支配 / 石島紀之 [執筆]
  • 東南アジアの民衆動員 / 倉沢愛子 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

植民地統治のメカニズムを、国内政治の動向と関連づけながら、軍事侵略と武断統治、総督府と文化政治、軍政と戦時動員の三つの位相から究明する。近代以降半世紀におよぶ植民地略取の過程と構造を浮き彫りにする。

目次

  • 1 植民地戦争と軍事体制(植民地戦争と総督府の成立;台湾総督府の「理蕃」体制と霧社事件;日本/西欧列強/中国の半植民地化)
  • 2 総督の統治と植民地(1923年東宮台湾行啓と「内地延長主義」;朝鮮総督府の文化政治;台湾と南洋—「南進」問題との関連で)
  • 3 侵略戦争と占領地(満州国国家体制と日本の国内政治;中国占領地の軍事支配;東南アジアの民衆動員)

「BOOKデータベース」 より

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