古代ギリシアの女たち : アテナイの現実と夢

書誌事項

古代ギリシアの女たち : アテナイの現実と夢

桜井万里子著

(中公新書, 1109)

中央公論社, 1992.12

タイトル別名

古代ギリシアの女たち

タイトル読み

コダイ ギリシア ノ オンナ タチ : アテナイ ノ ゲンジツ ト ユメ

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注記

文献目録: p222-227

内容説明・目次

内容説明

紀元前5、4世紀、アテナイはスパルタと並ぶギリシア最強の国力を誇る繁栄のポリスであった。その文化遺産は、今日にいたるまで多大な影響をもっている。しかし、このアテナイは徹底した男社会であり、女が自らを書き記した史料は皆無に等しい。本書は、繁栄の陰に隠され、社会的な自由を奪われて、抑圧の生涯を強いられたとされる女たちの誕生・結婚・姦通などのさまざまな事件を照射、検証し、実態とその社会を描く。

目次

  • 1 女の地位について
  • 2 選ばれた少女たち
  • 3 女から妻へ
  • 4 結婚
  • 5 家付き娘の結婚
  • 6 離婚
  • 7 妻たちの生活
  • 8 女たちの社会参加
  • 9 非市民の女たち
  • 10 女のネットワーク、女の文化

「BOOKデータベース」 より

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