戦後写真史ノート : 写真は何を表現してきたか

書誌事項

戦後写真史ノート : 写真は何を表現してきたか

飯沢耕太郎著

(中公新書, 1112)

中央公論社, 1993.1

タイトル読み

センゴ シャシンシ ノート : シャシン ワ ナニ オ ヒョウゲン シテ キタカ

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注記

文献: p205-208 戦後写真史略年表: p209-215

内容説明・目次

内容説明

視覚的コミュニケーションの手段として、また記録、芸術表現の媒体として写真が広く浸透した今、改めて「写真とは何か」が問われている。リアリズム写真、主観主義写真、ドキュメンタリー—。戦前の豊かなモダニズム的表現に代って、戦後写真は何を、どう表現してきたのか。敗戦の日、太陽にレンズを向けた浜谷浩から、愛妻の死後、空を仰いでシャッターを押す荒木経惟まで、写真家という存在を中心に戦後日本写真の変遷を検証。

目次

  • 1 戦後写真の出発(名取洋之助の“戦後”;リアリズムという問題;主観主義の隘路)
  • 2 青空という裂け目—VIVOの世代(断絶と連続;奈良原一高—「パーソナル・ドキュメント」の成立;東松照明—生活者の視点;川田喜久治—「地図」の手ざわり)
  • 3 “私”と“他者”へのまなざし(さびしさの思想化—東松照明の1965—75年;『プロヴォーク』の疾走;“私”と“他者”へのまなざし;編集される写真—『カメラ毎日』の60—70年代;私・旅・フォークロア)
  • 4 「植物図鑑」以後の世界像(奇妙な空白—1970年代後半の写真;「植物図鑑」以後の世界像;ドキュメンタリーの現在)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN08547276
  • ISBN
    • 4121011120
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iii,218p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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