中欧の分裂と統合 : マサリクとチェコスロヴァキア建国

書誌事項

中欧の分裂と統合 : マサリクとチェコスロヴァキア建国

林忠行著

(中公新書, 1140)

中央公論社, 1993.7

タイトル読み

チュウオウ ノ ブンレツ ト トウゴウ : マサリク ト チェコスロヴァキア ケンコク

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注記

参考文献: p226-229

内容説明・目次

内容説明

19世紀半ば、多くの民族を統合していたハプスブルク帝国内のチェコとスロヴァキアの狭間に生まれた哲人政治家マサリクが、自己のアイデンティティーを求めた遍歴とチェコスロヴァキア建国の物語である。第1次世界大戦という総力戦の中での国際関係、ロシア革命、日本がシベリア出兵をする口実となったチェコスロヴァキア軍団事件など、さまざまの歴史の波動が重なりあう中欧で、マサリクが「祖国」を獲得していく過程を描く。

目次

  • プロローグ プラハと東京
  • 第1章 生い立ちと修行時代—ホドニーン、ブルノそしてウィーンへ
  • 第2章 学問と政治の狭間で—プラハにて
  • 第3章 第1次大戦の勃発と独立運動—ロンドンへの道
  • 第4章 チェコスロヴァキア軍団事件と独立—ロシアからアメリカへ
  • エピローグ 新たな旅立ち

「BOOKデータベース」 より

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