日本文化の基層を探る : ナラ林文化と照葉樹林文化

書誌事項

日本文化の基層を探る : ナラ林文化と照葉樹林文化

佐々木高明著

(NHKブックス, 667)

日本放送出版協会, 1993.10

タイトル読み

ニホン ブンカ ノ キソウ オ サグル : ナラリン ブンカ ト ショウヨウ ジュリン ブンカ

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注記

主な参考文献: p237-245

内容説明・目次

内容説明

いったい日本列島において、日本文化はどのように形成・展開したのか。東と西に分かれる文化の諸要素は、縄文=狩猟・採集文化の系譜なのか弥生=稲作文化の伝統なのか。その出自と系統をめぐる論議は活発である。本書は、原初農耕文化論の権威が、該博な知識を駆使し、いわゆる照葉樹林文化とは異質なナラ・ブナ帯に展開する北方系文化の流れを「ナラ林文化」という枠組みで提起し、日本文化の二つ源流を明示する。

目次

  • はじめに 日本の基層文化の形成過程の探求
  • 第1部 日本基層文化の形成(照葉樹林文化とその伝来—南からの文化の道;ナラ林文化とその展開—北からの文化の道)
  • 第2部 稲作文化をめぐって(稲作文化の成立と展開;稲作文化再考)
  • 第3部 日本文化への二つのアプローチ(海人と王権—その文化の系譜;日本文化の東西—日本文化系統論からのアプローチ)

「BOOKデータベース」 より

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