コペルニクス・天球回転論
著者
書誌事項
コペルニクス・天球回転論
みすず書房, 1993.12
- タイトル別名
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De revolutionibus
コペルニクス天球回転論
天球回転論
- タイトル読み
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コペルニクス テンキュウ カイテンロン
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注記
翻訳底本: Nicolaus Copernicus Gesamtausgabe Bd.2 (Hildesheim : Gerstenberg, 1984)
文献: p225-232, 人名・書名索引: 巻末
内容説明・目次
内容説明
1543年5月24日、臨終の床にあったポーランドの聖堂参事会員ニコラウス・コペルニクスの許に、印刷されたばかりの彼の主著が届けられた。『天球回転論』と題するこの書こそは、古代・中世を通して支配的であったアリストテレス=プトレマイオス流の地球中心説(天動説)に真っ向から対立する宇宙論=太陽中心説(地動説)を打ち立て、“科学革命”という歴史的事件を引き起こす引き金となったものであり、近代の幕開けを告げる革命の書であった。本書は、『天球回転論』第1巻の待望の新訳と、コペルニクスが初めて太陽中心説の構想を記した未刊論文『コメンタリオルス』の初の邦訳から成り、併せて天文学における“コペルニクス革命”の意味を解明する詳細な訳者解説を付したものである。
目次
- 1 天球回転論(宇宙は球形であること;大地もまた球形であること;どのようにして大地は水と共に1つの球状をなすのか ほか)
- 2 コメンタリオルス(天球の順序について;太陽に関して現われる諸運動について;運動の一様性は2分点ではなく恒星を起点とすべきこと ほか)
- 3 解説・コペルニクスと革命(コペルニクス以前の天文学1:ギリシアとローマの世界;コペルニクス以前の天文学2:アラビアとヨーロッパの世界)
- コペルニクスの天文学—地球中心説から太陽中心説へ
- コペルニクス説の受容と変容の過程 ほか)
「BOOKデータベース」 より