ケンペルと徳川綱吉 : ドイツ人医師と将軍との交流

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ケンペルと徳川綱吉 : ドイツ人医師と将軍との交流

B・M・ボダルト=ベイリー著 ; 中直一訳

(中公新書, 1168)

中央公論社, 1994.1

Other Title

Ein lied für den shogun

Title Transcription

ケンペル ト トクガワ ツナヨシ : ドイツジン イシ ト ショウグン トノ コウリュウ

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Note

文献: p248-250. 年表: p251-255

Description and Table of Contents

Description

ケンペルの名は、元禄時代の日本の貴重な記録者として有名であるが、彼の日本あるいは徳川綱吉への共感と好意は、彼が日本到着以前に、ドイツからスウェーデン、ロシア、中東、東南アジアを経巡ることによって生まれたともいえる。本書は、ケンペルの人生を、来日以前の研究旅行の時期、将軍との出会いを頂点とする日本での諸見聞の時期、帰国後不遇の生活の中で著述を纒める時期と分けて、人間ケンペルの全貌を描くものである。

Table of Contents

  • 人生の門出
  • 大旅行への出発
  • 飽くことを知らない知識欲
  • 夢からさめる夢想家
  • 1690年 日本
  • 迫害される儒教
  • 卓越した君主か、犬の将軍か
  • 将軍に歌う
  • 故国ドイツの医師として

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