ソクラテス裁判
著者
書誌事項
ソクラテス裁判
(叢書・ウニベルシタス, 429)
法政大学出版局, 1994.3
- タイトル別名
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The trial of Socrates
- タイトル読み
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ソクラテス サイバン
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注記
原著 (Boston : Little, Brown ; London : Jonathan Cape, 1988) の全訳
索引: 巻末
内容説明・目次
内容説明
はたして後世が逆転審判するように、被告ソクラテスが勝者で告発人アテーナイ市民は敗者なのか。プラトンの『弁明』は真実のソクラテス像を語っているのか。歴史的思想的社会的政治的な広大な背景を明瞭かつ生き生きと描き、新たな図式から裁判の見直しを図る。
目次
- 第1部 ソクラテスとアテーナイ(基本的不一致;ソクラテスとホメーロス;テルシーテース・エピソードの手がかり;徳とは何か、知識とは何か;徳としての勇気;実りのない企て—ソクラテスの絶対的定義の探究;ソクラテスと弁論術;善い生き方—ソクラテスの第三の逸脱;ソクラテスの偏見)
- 第2部 審判(彼らはなぜ彼が70になるまで待ったのか;三度の地震;クセノポーンとプラトンと三度の地震;告発の中心人物;ソクラテスは陪審員たちを敵に回すことに全力を尽した;ソクラテスは容易に無罪を勝ち取れていた;ソクラテスはどう発言すべきであったのか;四つの言葉;最後の問題;古代アテーナイに魔女狩りはあったか)
「BOOKデータベース」 より