人類にとってエイズとは何か
著者
書誌事項
人類にとってエイズとは何か
(NHKブックス, 692)
日本放送出版協会, 1994.4
- タイトル別名
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人類にとってエイズとは何か
- タイトル読み
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ジンルイ ニ トッテ エイズ トワ ナニ カ
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注記
引用文献: p230-241
内容説明・目次
内容説明
アメリカの同性愛者から当初、発見され、世界を震撼させた後、サブサハラや南東アジアや開発途上国の人々を襲ったエイズ禍。今日、科学による解明が進む一方、社会的な取り組みが問われている。戦乱や貧困、麻薬・売春などによって助長されるウイルス感染と、人類はどのように向き合い、克服していかなければならないのか。はからずも浮き彫りにされた「生と死」の問題を背負いながら、エイズ問題と対峙する現代社会の実相を最新データとともに映し出す。
目次
- 第1章 なぜエイズが流行するのか(エイズとの接点;新しく古い病気)
- 第2章 せめぎ合うエイズと社会(戦争とエイズ;貧困とエイズ;麻薬と売春の結婚)
- 第3章 先進諸国のエイズ流行—米・欧・日の過去・現在・未来(ヒトと社会とエイズ;アメリカのエイズ流行;ヨーロッパのエイズ流行;日本のエイズ流行;だが油断は禁物)
- 第4章 死を管理する患者たち(死のルネッサンス;死に親しむ社会)
- 第5章 エイズ医療の責任とリスク(職業的感染を恐れる医療現場;日本の医師と看護婦はエイズ医療をどうみているか;本音を語る医師と看護婦;職業的感染の犠牲者たち;訴えられるエイズウイルス感染者たち)
- 第4章 弾劾する患者たち(アッカー歯科医とキムバリー・バーガリス;混乱する医療従事者;疑心暗鬼の患者たち;感染した医師の医療行為をどこまで認めるか)
- 第7章 未知との遭遇・旧知との邂逅(ナバホインディアンのパニック;ナチュラリストの落ちたワナ)
「BOOKデータベース」 より