ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学
著者
書誌事項
ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学
(中公文庫)
中央公論社, 1995.6
- タイトル別名
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Die Krisis der europäischen Wissenschaften und die transzendentale Phänomenologie : eine Einleitung in die phänomenologische Philosophie
- タイトル読み
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ヨーロッパ ショガク ノ キキ ト チョウエツロンテキ ゲンショウガク
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注記
中央公論社刊 (1974)の文庫化. 文庫版あとがきに, 文庫化にあたって「少しでも読みやすくしようと可能なかぎり手を入れた」とあり
5刷(2011.4刊)の出版者: 中央公論新社
内容説明・目次
内容説明
本書はフッサールが最晩年、ナチスの非合理主義の嵐が吹きすさぶなか、ひそかに書き継いだ現象学的哲学の総決算である。彼はその時代批判を、近代ヨーロッパ文化形成の歴史全体への批判として展開し、人間の理念をめぐる闘争の過程であった歴史そのもののうちに、自らの超越論的現象学の動機を求める。
目次
- 第1部 ヨーロッパ的人間の根本的な生活危機の表現としての学問の危機
- 第2部 近代における物理学的客観主義と超越論的主観主義との対立の起源の解明
- 第3部 超越論的問題の解明とそれに関連する心理学の機能
「BOOKデータベース」 より