開発援助の光と影 : 援助する側・される側
著者
書誌事項
開発援助の光と影 : 援助する側・される側
(全集世界の食料世界の農村, 11)
農山漁村文化協会, 1995.7
- タイトル別名
-
Light and shade of official development assistance (ODA)
- タイトル読み
-
カイハツ エンジョ ノ ヒカリ ト カゲ : エンジョ スル ガワ サレル ガワ
大学図書館所蔵 件 / 全353件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
執筆: 嘉田良平, 諸岡慶昇, 竹谷裕之, 福井清一
引用・参考文献: p239-254
Summary: 巻末p1-5
欧文標題: 巻末の英文サマリーによる
内容説明・目次
内容説明
本書では、人口・食料問題と直結する農業に対する援助の役割の解明を目指した。われわりの食卓に結びついているアジアやアフリカの農業の現場で、日本のODAがいかなる貢献と影響をもたらしてきたのか、そして今後どのように改善すべきかについて問う。日本と密接な関係にあり、すでに多額のODA資金が投入されてきたインドネシアとフィリピンを主たる対象として、可能なかぎり現地調査にもとづく生の資料を手がかりとして問題の解明を試みた。特に「緑の革命」をもたらした多収穫品種と、それを支える技術的・社会的条件の分析に焦点を当てた。
目次
- 序章 日本のODAと世界の食料・農業問題の帰趨
- 第1章 稲作近代化への技術協力
- 第2章 開発援助への新たな視点
- 第3章 生産性と安定性を備えた農業の創造
- 第4章 緑の革命・農地改革と所得分配
- 第5章 開発における「政府の失敗」とNGO活動の限界
- 第6章 「アラブのパンかご政策」の破綻
- 終章 日本の援助に未来はあるか
「BOOKデータベース」 より