戦後社会福祉の展開と大都市最底辺

書誌事項

戦後社会福祉の展開と大都市最底辺

岩田正美著

(MINERVA社会福祉叢書, 1)

ミネルヴァ書房, 1995.8

タイトル読み

センゴ シャカイ フクシ ノ テンカイ ト ダイトシ サイテイヘン

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注記

参考文献: p329-334

付表, 索引: 巻末

内容説明・目次

内容説明

「貧困」問題は社会福祉の原点であるといわれているが、わが国の社会福祉の課題から次第に遠のきつつある。本書は、戦後東京の「不定住的貧困」と社会福祉のそれへの対応を実証的に跡づけながら、貧困問題から新しいニーズへと直線的に発展してきたかのような錯覚を与える昨今の社会福祉状況に、鋭い問題提起を試みる注目の研究成果。

目次

  • 序章 社会福祉と「不定住的貧困」
  • 第1章 戦前期東京の「不定居的細民」・「ルンペン」と社会事業の展開—前史
  • 第2章 戦後における社会福祉の転換と「浮浪者」対策—一九四五〜五四年
  • 第3章 社会福祉「一般化」への準備と保護施設の「再建整備」—一九五五〜六四年
  • 第4章 社会福祉の拡大と「不定住的貧困」対策—一九六五〜七二年
  • 第5章 オイルショック以降の「住所不定者」対策—1973年以降
  • 第6章 更生施設・宿所提供施設の動向とA荘利用者の状況
  • 第7章 入所前の職業・地域移動と生活困窮・入所の理由
  • 第8章 「不定住的貧困」の形成過程と構造—類型分析と事例
  • 終章 大都市最底辺と戦後社会福祉
  • 補論 戦後わが国における貧困研究

「BOOKデータベース」 より

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