中国の科学思想 : 両漢天学考

書誌事項

中国の科学思想 : 両漢天学考

川原秀城著

(中国学芸叢書, 1)

創文社, 1996.1

タイトル別名

The thought of science in China

タイトル読み

チュウゴク ノ カガク シソウ : リョウカン テンガクコウ

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内容説明・目次

内容説明

中国の科学は西欧の近代科学と違い、神秘のベールに包まれてきたが、歴史上の三大発明や紙の発明、さらに中国の三大科学(天文暦数学・医学・農学)と三大技術(紡織・陶磁器・建築)など巨大な結果を生みだしてきた。中国の科学思想は漢代を中心に基本の枠組が形成され、以後二千年にわたり影響を与え続けた。本書はその中で中核的な役割を果たしてきた天文暦学の思想的分析により、中国人の科学的思惟の原型である、自然現象と社会現象を統一的に捉えようとする思考構造を明らかにする。

目次

  • 序章 中国の自然科学
  • 1 術教学
  • 2 受命改正朔
  • 3 太初改暦と司馬遷
  • 4 劉〓の三統哲学
  • 揚雄と『太玄』
  • 4 後漢の四分暦と蔡邑の律暦思想
  • 終章 天学

「BOOKデータベース」 より

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