ナショナリティの脱構築
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ナショナリティの脱構築
(パルマケイア叢書, 5)
柏書房, 1996.2
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ナショナリティ ノ ダツ コウチク
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Note
内容: 編集方針について(編者一同), 序論: ナショナリティと母(国)語の政治, 第一部: ナショナリズムとコロニアリズム(「熱帯科学と植民地主義」-「脱オリエンタリズムの思考」), 第二部: 表象としてのナショナリティ(「「女の物語」という制度」-「丸山真男の「日本」」), 第三部: ナショナリティの現在(「「国民」を語る文体」-「日本バッシングの時代における日本研究」), 人名索引, 執筆者紹介
Contents of Works
- 序論 : ナショナリティと母(国)語の政治 / 酒井直樹 [執筆]
- 熱帯科学と植民地主義 : 「島民」をめぐる差異の分析学 / 冨山一郎 [執筆]
- 有色の植民帝国 : 一九二〇年前後の日系移民排斥と朝鮮統治論 / 小熊英二 [執筆]
- 「作文」の帝国 : 近代日本の文化帝国主義の一様相 / 川村湊 [執筆]
- 脱オリエンタリズムの思考 / 姜尚中 [執筆]
- 「女の物語」という制度 / 平田由美 [執筆]
- 「暗愚な戦争」という記憶の意味 : 高村光太郎の場合 / 中野敏男 [執筆]
- 丸山真男の「日本」 / 葛西弘隆 [執筆]
- 「国民」を語る文体 : 家または本来的であることの掟 / 長原豊 [執筆]
- 近代世界システムと周辺部国家 / 伊豫谷登士翁 [執筆]
- 日本バッシングの時代における日本研究 / ブレット・ド・バリー [執筆] ; 加野彩子訳
Description and Table of Contents
Description
内に均質な空間を捏造し、外に差異を強調する統合原理=国民国家。本書は未だその囚人であることを呼び覚まし、定石なき社会関係を指向する、国際共同研究の成果。
Table of Contents
- 第1部 ナショナリズムとコロニアリズム(熱帯科学と植民地主義—「島民」をめぐる差異の分析学;有色の植民帝国—1920年前後の日系移民排斥と朝鮮統治論;「作文」の帝国—近代日本の文化帝国主義の一様相;脱オリエンタリズムの思考)
- 第2部 表象としてのナショナリティ(「女の物語」という制度;「暗愚な戦争」という記憶の意味;丸山真男の「日本」)
- 第3部 ナショナリティの現在(「国民」を語る文体—家または本来的であることの掟;近代世界システムと周辺部国家;日本バッシングの時代における日本研究)
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