中世の異端者たち
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書誌事項
中世の異端者たち
(世界史リブレット, 20)
山川出版社, 1996.7
- タイトル読み
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チュウセイ ノ イタンシャ タチ
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注記
参考文献: p88-90
内容説明・目次
内容説明
正統と異端が織りなすダイナミズム。これは他の文化圏とくらべて、中世ヨーロッパ世界に特徴的な歴史事象である。ヨーロッパでは、中世の正統と異端の相克のなかから、宗教改革の理想も市民革命の精神も生まれたといってもよい。本書では、中世の異端者たちの理念と現実を、個別のセクトの教義と運動のあり方から描き出し、ヨーロッパ社会にとって異端とはなにかという問いに迫る。
目次
- 異端の問題とはなにか
- 古代から初期中世の異端
- 教会改革からヴァルド派へ
- カタリ派
- 千年王国主義と異端
- 自由心霊派
- ウィクリフとフス
- 宗教改革への展望
「BOOKデータベース」 より