異端カタリ派の哲学
著者
書誌事項
異端カタリ派の哲学
(叢書・ウニベルシタス, 547)
法政大学出版局, 1996.11
- タイトル別名
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La philosophie du catharisme
- タイトル読み
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イタン カタリハ ノ テツガク
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注記
原著 (Paris: Éditions Payot, c1975) の翻訳
原註: p219-255
参考文献: p256-260
内容説明・目次
内容説明
中世ヨーロッパの二元論思想。異端カタリ派の基本教義書および関連文献の克明な解読・分析を通じて、善悪二原理がこの世において鎬を削る戦場としての人間、その創造と墜落をめぐる執拗な思考により、西欧思想史上最も豊かな無と悪の論理を展開した「根源的二元論」の構造と隠された意味を解き明かす。
目次
- 第1章 『ヨハネによる福音書』とカタリ派の読解
- 第2章 カルカッソンヌのバルトロメの『カタリ派教義書』—アウグスティヌスとカタリ派の教義
- 第3章 ヨハネス・デ・ルギオの形而上学と作者不詳『二原理の書』
- 第4章 根源的二元論の教義—カタリ派の人間像とその倫理
「BOOKデータベース」 より