道教の伝播と古代国家
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道教の伝播と古代国家
(選集道教と日本 / 野口鐵郎責任編集, 第1巻)
雄山閣出版, 1996.12
- タイトル読み
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ドウキョウ ノ デンパ ト コダイ コッカ
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注記
内容: 『選集道教と日本』刊行にあたって(野口鐵郎), 総論: 道教とは何か, 第一部: 道教とその伝播(「天皇考」-「道教の日本国への流伝に就きて」), 第二部: 古代国家と道教(「斉明紀の両槻宮について」-「太安万侶と道教学」), 解説(野口鐵郎, 酒井忠夫, 増尾伸一郎)
収録論文の初出は解説に記載
収録内容
- 道教とは何か / 酒井忠夫, 福井文雅 [執筆]
- 天皇考 / 津田左右吉 [執筆]
- 我が上代における道家思想及び道教について / 黒板勝美 [執筆]
- 日本に於ける道教思想 / 妻木直良 [執筆]
- 道教の本質とその本邦に及ぼせる影響 / 小柳司気太 [執筆]
- 道教の日本国への流伝に就きて / 那波利貞 [執筆]
- 斉明紀の両槻宮について : 書記の道教記事考 / 下出積與 [執筆]
- 和風諡号と神代史 / 上田正昭 [執筆]
- 日本古典における神仙説及び中国天文説の影響 / 廣畑輔雄 [執筆]
- 太安万侶と道教学 / 福永光司 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
日本における道教研究は、東洋思想や中国仏教史の研究者たちを中心に明治後期から本格化した。本書では、その伝播と受容をめぐる戦前・戦後の先駆的・代表的論考を集成し、日本古代における国家形成と道教との関係を多面的に活写するとともに、日本文化のさまざまな分野に看取される道教の「原点」を探る。
目次
- 第1部 道教とその伝播(天皇考;我が上代に於ける道家思想及び道教について;日本に於ける道教思想;道教の本質と其の本邦に及ぼせる影響;道教の日本国への流伝に就きて)
- 第2部 古代国家と道教(斉明紀の両槻宮について—書紀の道教記事考;和風諡号と神代史;日本古典における神仙説および中国天文説の影響;太安万侶と道教学)
「BOOKデータベース」 より