イスラーム世界の危機と改革

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イスラーム世界の危機と改革

加藤博著

(世界史リブレット, 37)

山川出版社, 1997.3

タイトル読み

イスラーム セカイ ノ キキ ト カイカク

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注記

参考文献: p89-90

内容説明・目次

内容説明

現在、イスラーム世界では多くの宗教、民族紛争が発生しているが、その原因を何百年にもわたる宗教、民族対立に求める解説がいまだにあとを絶たない。しかし、それは紛争の現象面、宣伝文句にまどわされたものであり、実際には、これら紛争は、直接の原因を近代史の展開のなかにもつ、きわめて現代的な問題なのである。本書は、イスラーム世界の紛争の原因を、近代におけるイスラーム教徒の世界観と現実の国際政治、経済の展開とのあいだの齟齬の歴史のなかに追究する。

目次

  • 1 イスラーム世界の統一性と多様性
  • 2 西欧との出会いとその対応
  • 3 イスラーム世界における民族主義の台頭
  • 4 イスラーム世界の変容

「BOOKデータベース」 より

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