道楽科学者列伝 : 近代西欧科学の原風景
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道楽科学者列伝 : 近代西欧科学の原風景
(中公新書, 1356)
中央公論社, 1997.4
- タイトル読み
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ドウラク カガクシャ レツデン : キンダイ セイオウ カガク ノ ゲンフウケイ
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内容説明・目次
内容説明
恵まれた才能と富を活かし、「学問という最高の道楽」を楽しんで、卓越した業績を挙げたディレッタントたち。華麗な恋の遍歴のはてにニュートンの『プリンキピア』仏訳を完成したシャトレ侯爵夫人、領地の森をフィールドに『博物誌』を著したビュフォン伯爵、大銀行の長男に生まれながら動物学者の道を歩んだウォルター・ロスチャイルドらの姿に、学問が職業として確立する以前の、好奇心と遊び心が融合した近代科学の“原風景”を見る。
目次
- 序章 道楽としての学問
- 1章 恋と物理学の生涯—シャトレ侯爵夫人
- 2章 『博物誌』を著わしたパリ王立植物園園長—ビュフォン伯爵
- 3章 断頭台に消えた化学者—ラヴォアジエ
- 4章 ロンドン王立協会に君臨した探検家—バンクス
- 5章 火星に運河を見た名門の御曹司—ローエル
- 6章 動物学者になった銀行家の跡取り—ウォルター・ロスチャイルド
- 終章 ディレッタントの末裔たち
「BOOKデータベース」 より