経済交渉と人権 : 欧州復興開発銀行の現場から
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書誌事項
経済交渉と人権 : 欧州復興開発銀行の現場から
(中公新書, 1393)
中央公論社, 1997.12
- タイトル読み
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ケイザイ コウショウ ト ジンケン : オウシュウ フッコウ カイハツ ギンコウ ノ ゲンバ カラ
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内容説明・目次
内容説明
欧州復興開発銀行。それは東欧やソ連の市場経済移行を援助する目的で設立された。その融資条件のひとつでもあった人権尊重。著者は初代総裁の顧問として融資対象国の人権問題調査にあたる。市場経済への移行過程で見えてきたものは?東欧で、ロシアで、中央アジアで、冷戦後の新秩序をかけて熾烈な交渉が始まった。その手段でもあった人権の意外な意味。その根底にあるものはなにか?人権をめぐる国際交渉の伝統をさぐる。
目次
- 第1章 欧州開銀設立(東西ヨーロッパの出会うロンドン;市場経済への移行の政治的側面)
- 第2章 秩序としての人権
- 第3章 民族、市民、人権(ことの発端;二つの大戦後の解決方法;市民権問題のゆくえ)
- 第4章 中央アジアと人権(中央アジアの国々;アジア、ウズベキスタンと人権;アメリカ、ウズベキスタン、人権)
「BOOKデータベース」 より