ドイツ・エリート養成の社会史 : ギムナジウムとアビトゥーアの世界
著者
書誌事項
ドイツ・エリート養成の社会史 : ギムナジウムとアビトゥーアの世界
(Minerva西洋史ライブラリー, 28)
ミネルヴァ書房, 1998.9
- タイトル別名
-
ドイツエリート養成の社会史 : ギムナジウムとアビトゥーアの世界
- タイトル読み
-
ドイツ エリート ヨウセイ ノ シャカイシ : ギムナジウム ト アビトゥーア ノ セカイ
大学図書館所蔵 件 / 全303件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
付表ドイツ中等学校制度史概観: p288-289
内容説明・目次
内容説明
教育史研究はドイツにおいても、日本におけると同時に長きにわたって教育理念と教育制度史という二つの領域にかたよりを見せてきた。本書の問題関心は、いうまでもなく中等教育史一般ではなく、ギムナジウムというドイツ・エリート中等教育の歴史にあり、「近代ドイツ=資格社会」というフレームワークのもとで、アビトゥーアとその授与機関=ギムナジウムの歴史的世界への教育社会史的アプローチを試みる。
目次
- 序章 教育社会史への道と本書の問題領域
- 第1章 「ギムナジウム体制」の成立—アビトゥーアの論理
- 第2章 「ギムナジウム体制」の社会的文化的機能—「切断と統合」の論理
- 第3章 アビトゥーア後の世界(1)—将校への道
- 第4章 アビトゥーア後の世界(2)—大学教授への道
- 第5章 「ギムナジウム体制」の動揺と再編—ワイマルから第三帝国へ
- 終章 「アビトゥーアの大衆化」のバランスシート—戦後教育の問題水域
「BOOKデータベース」 より