バフチン : 対話とカーニヴァル
著者
書誌事項
バフチン : 対話とカーニヴァル
(現代思想の冒険者たち, 10)
講談社, 1998.10
- タイトル別名
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Бахтин
Михаил М. Бахтин
- タイトル読み
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バフチン : タイワ ト カーニヴァル
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注記
バフチン略年譜: p388-396
主要著作ダイジェスト: p397-409
読書案内: p414-425
内容説明・目次
内容説明
小説の中で作中人物(他者)が作者から独立して動き、両者が対話的関係に入る。これは他者が作者=自己の内に住むからである。自己の中には無数の他者の声が常に鳴り響いている。自己は他者を孕みつつ世界に対して外に立つ。他者との対話にあって自他の枠組みははずれて常軌を逸脱し、高尚と猥褻が混じり合ったカーニヴァル的世界の中に無化されてゆく。
目次
- プロローグ 初めにことばがあった
- 第1章 軌道をはずれた生涯
- 第2章 小説の「哲学」の構築
- 第3章 言説論—持続と変容
- 第4章 「哲学」の極みとしてのカーニヴァル
- エピローグ 「鏡」の中の「自他」の関係
「BOOKデータベース」 より