国際歴史教科書対話 : ヨーロッパにおける「過去」の再編

書誌事項

国際歴史教科書対話 : ヨーロッパにおける「過去」の再編

近藤孝弘著

(中公新書, 1438)

中央公論社, 1998.10

タイトル読み

コクサイ レキシ キョウカショ タイワ : ヨーロッパ ニオケル 「カコ」 ノ サイヘン

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注記

参考文献: p229-234

内容説明・目次

内容説明

ナチスが残した負の遺産を抱える戦後ドイツは、フランスやポーランドとの間で、歴史教科書の記述をめぐる対話を続けてきた。その営みは冷戦下いかなる成果を生み、ヨーロッパ統合の潮流のなかでいかなる発展をみせたのか。ともすれば理想視されがちな「大いなる試み」を、その限界すら見据えつつ丹念に検証し、歴史教育をナショナリズムから解放する方途をさぐる。日本とアジア諸国との教科書改訂問題にも資するところ大きい考察。

目次

  • 序章 歴史教科書への問いかけ
  • 第1章 戦後ドイツにおける対話の再開
  • 第2章 鉄のカーテンを越えて—ドイツ・ポーランド教科書対話
  • 第3章 ドイツ・ポーランド教科書勧告の反響
  • 第4章 歴史教育における“ヨーロッパ”への取り組み
  • 第5章 ヨーロッパの歴史?
  • 終章 国家観の変容と歴史の課題

「BOOKデータベース」 より

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