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ささやかながら、徳について

アンドレ・コント=スポンヴィル著 ; 中村昇, 小須田健, C・カンタン訳

紀伊國屋書店, 1999.4

Other Title

Petit traité des grandes vertus

ささやかながら徳について

Title Transcription

ササヤカ ナガラ、 トク ニツイテ

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Description and Table of Contents

Description

親と子、男と女、世代と世代—人々がよりどころとしてきた人間関係が揺れうごく現代を、私たちはどのようにして生き抜いてゆけばよいのだろうか。本書で著者が提唱するのは、「いかにしてよくふるまうか」という、個人の生き方の美学としての「徳」である。人生にさまざまな場面があるように、徳もさまざまである。ひとつの徳が行き過ぎれば、悪徳となってしまう。そのバランスを見いだしていくことこそが、現代におけるモラルなのである。命令する「徳」から技法としての「徳」へ。新しい時代を人間らしく生きるための指針の書。

Table of Contents

  • 礼儀正しさ—最初の徳
  • 誠実さ—忘れないこと
  • 思慮深さ—決断すること
  • 節制—上手に楽しむこと
  • 勇気—はじめること
  • 正義—妥当な交換をすること
  • 心の広さ—与えること
  • 同情—かたわらにあること
  • 慈悲—憎むのをやめること
  • 感謝—分かちあうこと〔ほか〕

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Details

  • NCID
    BA40864938
  • ISBN
    • 9784314008372
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    fre
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    513p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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