ささやかながら、徳について
著者
書誌事項
ささやかながら、徳について
紀伊國屋書店, 1999.4
- タイトル別名
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Petit traité des grandes vertus
ささやかながら徳について
- タイトル読み
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ササヤカ ナガラ、 トク ニツイテ
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内容説明・目次
内容説明
親と子、男と女、世代と世代—人々がよりどころとしてきた人間関係が揺れうごく現代を、私たちはどのようにして生き抜いてゆけばよいのだろうか。本書で著者が提唱するのは、「いかにしてよくふるまうか」という、個人の生き方の美学としての「徳」である。人生にさまざまな場面があるように、徳もさまざまである。ひとつの徳が行き過ぎれば、悪徳となってしまう。そのバランスを見いだしていくことこそが、現代におけるモラルなのである。命令する「徳」から技法としての「徳」へ。新しい時代を人間らしく生きるための指針の書。
目次
- 礼儀正しさ—最初の徳
- 誠実さ—忘れないこと
- 思慮深さ—決断すること
- 節制—上手に楽しむこと
- 勇気—はじめること
- 正義—妥当な交換をすること
- 心の広さ—与えること
- 同情—かたわらにあること
- 慈悲—憎むのをやめること
- 感謝—分かちあうこと〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より