書誌事項

偏見の社会心理学

R.ブラウン著 ; 橋口捷久, 黒川正流編訳

北大路書房, 1999.9

タイトル別名

Prejudice : its social psychology

タイトル読み

ヘンケン ノ シャカイ シンリガク

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注記

原著(Oxford: Blackwell, 1995)の全訳

引用文献: p279-315

内容説明・目次

内容説明

本書の特徴は次の通り。まず第1は、制約の少ない偏見の定義を採用したこと。本書の定義は、「偏見とは、ある集団の成員であるとの理由で、その集団の成員に対して、軽蔑的な社会的態度や認知的信念の保持、否定的感情の表明、敵意や差別的行動の誇示などをすること」である。これによって、偏見をより広い意味合いで使用でき、また、偏見を認知的あるいは態度的現象だけではなくて、行動的、情動的現象であることも指摘できる。第2の特徴は、偏見を集団過程であると考えると同時に、偏見を個人の知覚や情動、行為などの水準で分析できる現象であるとみなそうとする視点。このような視点に立ち、古今の研究と豊富な例示により、現代の多様な偏見の形態を見事に分析している。

目次

  • 1章 偏見の本質
  • 2章 偏見を抱く人々
  • 3章 社会的カテゴリー化と偏見
  • 4章 ステレオタイプ化と偏見
  • 5章 子どもの偏見の発達
  • 6章 偏見と集団間関係
  • 7章 偏見の変遷
  • 8章 偏見の低減

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA43644745
  • ISBN
    • 4762821594
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xii, 326p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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