書誌事項

教会

今関恒夫 [ほか] 著

(近代ヨーロッパの探究 / 望田幸男, 村岡健次監修, 3)

ミネルヴァ書房, 2000.5

タイトル読み

キョウカイ

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注記

その他の著者: 大西晴樹, 河島幸夫, 森孝一, 山本通, 梅津順一, 須永隆, 石原俊時, 吉田亮

各章末に関連年表あり

文献解題: 巻末p15-37

内容説明・目次

内容説明

本書の目的は、近代ヨーロッパにおいて、キリスト教会の果たした役割を、政治・経済・社会の諸側面から解明しようとするところにある。教会はヨーロッパ世界に深く食いこんでいるだけに、各時代、各地域の文化諸領域との影響関係は複雑であり、深刻であり、様々な問題を提起する。本書は、多様な歴史研究の諸分野からみて、近代ヨーロッパの教会がどのような問題を孕んでいるのかを問い、独自の研究領域を切り開こうとするこころみでもある。

目次

  • 第1部 教会と国家(イギリス革命期のセクト 「良心の自由」と「帝国の宗教」—イギリス革命におけるロンドンの分離教会;ナチス・ドイツとキリスト教会 独裁国家と教会—ナチス政権初期の福音主義教会;“In God We Trust” アメリカにおける国家と宗教—「見えざる国教」の過去と現在)
  • 第2部 教会と経済(ヴェーバー仮説の検証 イギリス資本主義と諸教会—資本主義の成立と展開への教会人の対応;スコットランド教会と啓蒙 教会・大学・経済学—アダム・スミスとその周辺;信仰による迫害と難民教会 ヨーロッパの宗教戦争とイングランドへのプロテスタント亡命難民—ロンドンにおける外国人の教会生活と経済活動)
  • 第3部 教会と社会(新しい社会形成のエートス 無秩序へとさまよいだすとき—イギリス革命前夜における「正統派ピューリタン」と社会;民衆の信仰と近代 スウェーデン近代と信仰復興運動—身分制社会解体の一局面;異文化を出迎える教育 1920年代ホノルル・キリスト教青年会の人種間交流教育—ヌアヌ支部YMCAを中心に)

「BOOKデータベース」 より

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