書誌事項

公平感と政治意識

海野道郎編

(日本の階層システム, 2)

東京大学出版会, 2000.9

タイトル別名

A sense of fairness and political consciousness

タイトル読み

コウヘイカン ト セイジ イシキ

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注記

文献: 巻末pi-xv

英文書名は標題紙裏による

内容説明・目次

内容説明

本書冒頭の1章では、戦後の階層意識研究を概観するとともに、階層意識に関する諸概念を整理し、さらに戦後日本社会の階層意識の変化について特徴を示した。また、第1部を構成する残りの2章と3章では、職業威信スコアと階層帰属意識という伝統的な階層意識について、1955年以降の変化を提示するとともに、その本性について探究した。第2部には、「公平」を鍵概念として社会を評価する論文、第3部には、政治意識に関する三つの論文を収めた。

目次

  • 1 階層意識の諸相(豊かさの追求から公平社会の希求へ—階層意識の構造と変容;人は何になりたいのか—職業魅力の構造;自分はどこにいるのか—階層帰属意識の解明)
  • 2 公平性と社会評価(公平理念はどのように形成されるのか—概念の整理と日本の位置づけ;不公平感はどのように生じるのか—生成メカニズムの解明;日本人の不公平感は特殊か—比較社会論的視点で;不公平感が高まる社会状況は何か—公正観と不公平感の歴史)
  • 3 政治意識の変容(政治イデオロギーは政治参加にどう影響するのか—現代日本における参加と平等のイデオロギー;反権威主義的態度の高まりは何をもたらすのか—政治意識と権威主義的態度;無党派層は政治にどう関わるのか—無党派層の変貌と政治参加の行方)

「BOOKデータベース」 より

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