国際比較・近代ドイツの市民 : 心性・文化・政治

書誌事項

国際比較・近代ドイツの市民 : 心性・文化・政治

ユルゲン・コッカ編著 ; 望田幸男監訳

(Minerva西洋史ライブラリー, 44)

ミネルヴァ書房, 2000.10

タイトル別名

Bürgertum im 19. Jahrhundert : Deutschland im europäischen Vergleich

タイトル読み

コクサイ ヒカク キンダイ ドイツ ノ シミン : シンセイ ブンカ セイジ

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注記

原著 (全3巻, 1998) の第3巻の全訳に、第1巻に付された「はじめに」と「序章」を付加

内容説明・目次

内容説明

近代における市民と市民社会とはなにか、市民はどんな心性をもち、どんな文化に生き、どんな行動様式を取ったのか、ドイツの市民と市民社会の特殊性とはなにか、これは80年代初頭以来の「ドイツ特有の道」論争における問いであった。この問いに、全ヨーロッパ的比較の方法をもって、ユルゲン・コッカをリーダーとする学際的共同研究が応答する。

目次

  • 第1部 市民の心性・行動様式(ドイツにおける市民性—象徴的実践としての文化;教育と市民性;教育家による旅行記録—イギリス・ドイツ比較;市民性と名誉—決闘のイギリス・ドイツ比較;世俗化・市民層・知識層—フランス・ドイツ比較)
  • 第2部 市民の学術・文学・芸術(市民的歴史叙述—ドイツ・フランス比較;市民文学の歴史と国民的アイデンティティ—「ドイツ特有の道」の諸相;内戦の文学—復古時代の歴史小説;教養小説—ドイツ・イギリス比較;「語る建築」=劇場—フランス・ドイツ比較)
  • 第3部 市民の政治(国民運動における市民層—ヨーロッパ的比較;自由主義と市民層;市民的自由主義と国民の健康—ドイツ・フランス比較;治療・教育・保護—イギリス・ドイツ比較;市民と都市—西欧とドイツにおける長期変動;市民層と都市エリート—ポーランド・ロシア・ドイツの比較)

「BOOKデータベース」 より

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