クザーヌスの世界像
著者
書誌事項
クザーヌスの世界像
創文社, 2001.2
- タイトル別名
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Das Weltbild des Nikolaus von Kues
- タイトル読み
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クザーヌス ノ セカイゾウ
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注記
欧文タイトルは巻末による
文献目録: 巻末p27-38
内容説明・目次
内容説明
神の創造物であるにもかかわらず、世界は何ゆえに分裂と相異に満ちたものなのか。クザーヌスの目に映った現実の世界とは如何なる姿であっただろうか。中世から近世への転換期に見を置き、思想的にも実践的にも両義的で困難な一生を送ったクザーヌス。著者は、生涯に亙る著作にとどまらず説教をも駆使して、かれの思想の全体的構造を明らかにする。クザーヌス生誕600年を迎え、グローバル化と紛争の最中にある現代世界にとっても、示唆に富むメッセージ。
目次
- 第1章 クザーヌスにおける“哲学”
- 第2章 “多様性”問題
- 第3章 方法としての“反対対立の合致”
- 第4章 楕円の思考
- 第5章 “神の現れ”の諸相
- 第6章 “協和”としての世界
- 終章 “多様性”から“協和”へ
「BOOKデータベース」 より