記憶と記録
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記憶と記録
(シリーズ言語態, 4)
東京大学出版会, 2001.9
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Remembering and recording
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キオク ト キロク
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Note
欧文タイトルは標題紙裏による
文献: 章末
Description and Table of Contents
Description
言葉は記憶をいかに編成するのか。蝦夷と沖縄、中国の革命歌、『資本論』—過去の忘却と想起をめぐる言語行為を明らかにする。
Table of Contents
- 1 言語支配と記憶操作(記憶の回帰と証言の時代—フランスの“戦争の記憶”についてのノート;蝦夷を殺す道;「不在の文学」としてのブレイス語文学—マイナーな言語はいかにして文学を形成してきたか;沖縄社会での沈黙と声—言葉、「生活存」、琉球系日本語;イングランド宗教改革期における過去の再構築—ジョン・リーランドとジョン・ベイルのテクストをめぐって)
- 2 記憶のテクネー(パラレリズム—記憶と逆理の言語態;富士谷御杖の言語論—国学における声と文字;歴史は歌う—中国革命における歌曲の役割;言語論と文学論の架け橋—ソシュール、マラルメから発して;資本主義の冥界—『資本論』の言語態)
- 3 記憶の編み物(言葉なき異郷で記憶の女神が巻き毛をほどくのは—ヘルダーリンのムネーモシュネー;記憶のディスクール;媒質と記憶—W.ベンヤミンの文学理論について;国民文化と人類記憶の間—ヘルダーの場合)
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