イギリス近代詩法
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イギリス近代詩法
研究社, 2001.11
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イギリス キンダイ シホウ
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Description
20世紀は、英語文学に豊穣な稔りを生んだといえよう。前世紀と異なる画期的な小説作法と詩、批評の地平の発見があった。イギリス文学はその先陣をきって、多くの文学思想を世に問うた。著者は、ワイルドの周辺から筆を起こし、イェイツ、エリオット、そしてジョイスらの文学テクストを前に、思索と推敲を重ね、達意の総括的詩学論を展開する。
Table of Contents
- イギリス近代詩法
- 意識の詩法と狂気—アーサー・シモンズの場合
- モダニズムの断面—詩法の意味するもの
- ワイルドとその後
- ある新年の手紙
- 詩法とオラトリー—イェイツの「発見」について
- イェイツの反自然—あるいは消去法としての詩法
- イェイツの文体と植民者の運命
- 墓碑銘について—イェイツとリルケ
- 媒体構築に関する覚書—「伝統と個人の才能」について
- 狂気の役割について—『リア王』断想
- イギリスのソネット—その特性について
- 物語の奥には何があるのか—『恋人の嘆き』解釈のこころみ
- ワーズワスの現実
- 二つのスティーヴンソン論
- ジョイスの両義的リアリズム—『ダブリンの市民』考察
- 物語作者ダレルの実験
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