人類社会の中の天皇と王権
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人類社会の中の天皇と王権
(岩波講座天皇と王権を考える / 網野善彦 [ほか] 編集委員, 第1巻)
岩波書店, 2002.4
- タイトル読み
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ジンルイ シャカイ ノ ナカ ノ テンノウ ト オウケン
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注記
執筆者は奥付頁による
内容: 総論 --社会・国家・王権--, I: 天皇をめぐる言説と状況(「津田左右吉・和辻哲郎の天皇論」-「現代天皇制論」), II: さまざまな王権(「古代中国の王権」-「東南アジアにおける王国と儀礼」), 執筆者紹介
参考文献: 章末
収録内容
- 社会・国家・王権 / 網野善彦 [著]
- 津田左右吉・和辻哲郎の天皇論 : 象徴天皇制論 / 米谷匡史 [著]
- 天皇制批判の展開 : 講座派・丸山学派・戦後歴史学 / 安丸良夫 [著]
- 日常へ降りる天皇像 : 民俗学・文化人類学・文学研究における天皇制 / 鶴見太郎 [著]
- 昭和天皇と戦争責任 / 吉田裕 [著]
- 現代天皇制論 : 日常意識の中の天皇制 / 栗原彬 [著]
- 古代中国の王権 / 金子修一 [著]
- ローマ帝国の王権 : ローマ帝政の成立とその性格 / 島田誠 [著]
- ヨーロッパの王権 / 樺山紘一 [著]
- イスラームの国家と王権 / 佐藤次高 [著]
- 東南アジアにおける王国と儀礼 / 永渕康之 [著]
内容説明・目次
内容説明
日本国家のあり方が根源的に問われている今、天皇制への問いは避けて通ることができない。本講座は、天皇を広く世界史的連関のもとに置き、多角的な考察と問題提起をめざす、初めての試みである。第1巻では、天皇がどのように論じられてきたか、現在の到達点、これからの課題は何か、といった本講座の問題関心を提示するとともに、権力の展開過程を世界各地域の代表的な王権をとりあげて考察する。
目次
- 総論—社会・国家・王権(社会・国家・王権)
- 1 天皇をめぐる言説と状況(津田左右吉・和辻哲郎の天皇論—象徴天皇制論;天皇制批判の展開—講座派・丸山学派・戦後歴史学;日常へ降りる天皇像—民俗学・文化人類学・文学研究における天皇制 ほか)
- 2 さまざまな王権(古代中国の王権;ローマ帝国の王権—ローマ帝政の成立とその性格;ヨーロッパの王権 ほか)
「BOOKデータベース」 より