モダンの黄昏 : 帝国主義の改体とポストモダニズムの生成

書誌事項

モダンの黄昏 : 帝国主義の改体とポストモダニズムの生成

宮本陽一郎著

研究社, 2002.4

タイトル別名

The twilight of the modern

タイトル読み

モダン ノ タソガレ : テイコク シュギ ノ カイタイ ト ポスト モダニズム ノ セイセイ

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注記

参考文献リスト: p382-408

内容説明・目次

内容説明

1933年、キング・コングがエンパイア・ステート・ビルの頂上で咆哮する。帝国主義の白い塔のうえで、黒い巨獣が見たものは何か?ヘミングウェイ、フォークナー、フィッツジェラルド。ギャング映画、ミュージカル映画、ドキュメンタリー写真。剥製術、優生学、民族誌学。カルチュラル・スタディーズの見る1930年代。キング・コングの見た帝国主義の長い黄昏。

目次

  • マンハッタン、一九三三年
  • 第1部 黒い巨獣(キング・コングのニューヨーク—アメリカ自然史博物館とシオダー・ローズヴェルトの巨像;フィッツジェラルドのジャズ・エイジ—コスモポリタニズム、ネイティヴィズム、ナショナリズム;ヘミングウェイの白いアフリカ—モダニズムとセクシュアリティ)
  • 第2部 忘れられた男(一九一五年のチャプリニティス—模倣する大衆;ギャングスターと「最高の検閲官」—古典ギャング映画小史;Machine Age Dancing—大衆の身体;民衆の顔—ポピュラスの表象と改体)
  • 第3部 あちら側にいること(ブラック・エンペラー—ハイチ表象史;ヨクナパトーファのインディアン—人種史からローカル・ヒストリーへ;老人とカリブの海—冷戦、植民地主義、そして二つの解釈共同体)
  • マンハッタン、一九四一年

「BOOKデータベース」 より

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