エスニシティ・ジェンダーからみる日本の歴史

書誌事項

エスニシティ・ジェンダーからみる日本の歴史

黒田弘子, 長野ひろ子編

吉川弘文館, 2002.6

タイトル別名

Ethnicity gender

日本の歴史 : エスニシティ・ジェンダーからみる

タイトル読み

エスニシティ ジェンダー カラ ミル ニホン ノ レキシ

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

民族紛争を背景に登場したエスニシティ、女性が主体性を確立する歩みであるジェンダー。歴史学の周縁におかれてきたこれらの概念から、日本史を捉えなおす。アイヌ民族や蝶々夫人等を取り上げ、新たな歴史像を創造する。

目次

  • 1 エスニシティ・国家・オリエンタリズム(日本図と他者—行基式“日本図”と「三韓」;日本列島・朝鮮半島の異民族—被虜朝鮮人・中国人と倭人;本多利明の国家論—徳川時代の経世論における“エスニシティ”の発見;エスニシティの針—十八・十九世紀のアイヌ民族;ハイブリッドとしての蝶々さん—D.パウントニー演出「マダム・バタフライ」における歴史を再構築する眼)
  • 2 ジェンダー・主体・言説(日本中世における女の夢・男の夢;衣料生産とジェンダー—中世後期公家の場合;戦争と女性—中世後期大和の場合;「邪宗門一件」に見る男女の諸相;近世の農業労働とジェンダー;「徘風柳多留」のディスクール—ジェンダー・階級・身分)
  • 3 セクシュアリティ・身体・心性(女のオンブ・男のオンブ—中世のセクシュアリティ;愛のゆくえ—伊達綱村の遺言を読む;明治維新と生殖倫理—日本近代の生殖観はいかに形成されたか)

「BOOKデータベース」 より

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