事象構造
著者
書誌事項
事象構造
(シリーズ言語科学, 2 . 認知言語学||ニンチ ゲンゴガク ; 1)
東京大学出版会, 2002.9
- タイトル別名
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Event structure
Cognitive linguistics
- タイトル読み
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ジショウ コウゾウ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
文献案内・参考文献: 各章末
索引: p313-317
内容説明・目次
内容説明
本書は、事象構造(event structure)をカバー・タームとして、事象の把握や輪郭づけ、知覚のメカニズムと言語の関係を明らかにするものである。中心となるのは、移動や行為のような事態把握の本質、事象の輪郭づけとしてのアスペクトやテンス、知覚の参照点としての主語の再規定、非典型的主語や二重主語文の本質、構文スキーマの談話機能の探究である。
目次
- 1 ヴォイス(英語中間構文とその周辺—生態心理学の観点から;フランス語の再帰構文—その認知的一体性;受影性と受身 ほか)
- 2 プロトタイプ、スキーマ、意味的制約(ドイツ語中間構文の認知論的ネットワーク;英語進行形の概念構造について;英語所有格表現の諸相—プロトタイプ理論とスキーマ理論の接点 ほか)
- 3 文法関係(中国語二重主語文の意味と構造;日本語の「に‐が」構文と分裂主語性;「悲しさ」「さびしさ」はどこにあるのか—形容詞文の事態把握とその中核をめぐって ほか)
「BOOKデータベース」 より